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廃墟探索

近年、廃墟を探検することが静かなブームとなっています。インターネット上にはいくつかの廃墟専門サイトが存在し、廃墟探検のオフ会が行われていることも珍しくありません。日本中の廃墟を集めた写真集の出版さえも行われています。しかし、廃墟を探索することは「冒険」では済まされない危険を秘めていることもあるのです。

廃墟探索を考える

近年人気を集めている廃墟ブームは、テレビなどの心霊番組の影響やノスタルジックな雰囲気を味わいたいという心理の元に成り立っていると言えます。廃墟愛好者の憧れといわれる「軍艦島」こと長崎の端島などの建物には、独特の雰囲気が漂っています。こういった空気を味わいたくて、愛好者は廃墟を訪れるようです。




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廃墟探索を法律的に考える

基本的に、建物や土地といった不動産には所有権を持っている人が必ずいます。一見誰にも管理されていないように見えても誰かが必ず権利を持っているのです。中には国有地となっている場所もあります。そういった所有権者が存在している土地や建物を探索しようとすると不法侵入になります。中には、廃墟から記念品と称して何かを持ち出そうとする人もいますが、実行すれば窃盗または占有物離脱横領が成立します。基本的に、廃墟の探索はグレーゾーンで行われている事を最初から認識しておかなければならないのです。

廃墟探索の持つリスクを考える

廃墟の条件とは、「人が住めなくなった、人が通わなくなった場所」であることです。つまり、廃墟になるにはそれなりの理由があったということです。人が居ないということは保全も清掃もされていないということでもあります。建物は定期的な清掃や保全を行っていないと建材が劣化してしまいます。用意もなしに廃墟に入れば、思わぬケガをする可能性があるのです。それに、廃墟に何らかの理由で住んでいる人や廃墟ブームに目をつけたグループが廃墟を訪れた人を襲ったという事件も起きています。廃墟探索は遊び半分で行うのは厳禁であるといえます。

廃墟探索の醍醐味とは何か

そんな危険があるにもかかわらず、廃墟探索を行う人は大勢居ます。廃墟には、都会の喧騒から離れられるといういわゆる「癒し」の効果があると考えている人もいるようです。また、廃墟の中には20年や30年は経過した昔の本やテレビなどが残されていることも珍しくないので、懐かしい記憶を思い出すこともあるようです。廃墟は近づくだけでもスリルがあるので、スリルを味わいたくて廃墟を探索したり肝試しに使ったりしている人も中に入るようです。

廃墟にまつわる怖い話

しかし、一口に廃墟といってもさまざまなものがあります。実はまだまだ現役で人も住んでいる家屋から、昼間でも禍々しい雰囲気をかもし出している廃墟まで千差万別です。そういった廃墟に入り込んで、怖い思いをすることも珍しくないのです。

廃墟で肝試し

廃墟を舞台とした怖い話には、廃墟で肝試しを行い「廃墟から何かを持ち出した」「テープレコーダー・ビデオを回しながら探索した」という内容の話があります。持ち出した参加者の家に「持ち出したものを返却するように」という電話があったり、テープやビデオには参加者以外の声が入っていて返ろうとするとその声が引き止めたりといった展開になります。他にも「廃墟で肝試しを行ったグループが行方不明になり、見つかった女性は現在精神病院にいる」といった、通常ではありえない何かが起こったことを示唆する内容の話があります。

廃墟の中にある身近な恐怖

廃墟は心霊的な恐怖だけがあるというわけではありません。建築基準法の改正などで居住に適さなくなった物件などにはアスベストなどの建材が使用されていることもありうるのです。それに、廃病院などには注射器などの医療廃棄物が放置されていることもあるため迂闊に触るのは禁物です。そういった危険物の少ない場所であっても、ガラス片が散らばっていたり釘が飛び出していたりといったことも少なくありません。友人が集まった勢いで廃墟を探検しようとすると、こういった物でケガをすることも少なくないのです。

廃墟で本当に怖いこと

廃墟探索をするとき、本当に怖いのは「他人に会うこと」です。最初から複数人のグループを形成して、準備も万端であっても自分たち以外の人間に会うことがもっとも怖いのです。最初から廃墟愛好者に敵対するつもりの人も居れば、自分の根城に足を踏み入れられたくないと考える人もいます。ですが、もっとも怖いのは「生きているようにしか見えない人」と出会うことでしょう。廃墟の中で、あなたの隣に居る人は本当に生きている人ですか?


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